ビタミンDを摂って免疫力を高めよう!
新型コロナウィルス感染症の第11波が広がり、また手足口病やヘルパンギーナ(夏かぜの一種)なども増えており、不安を感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。感染・発症しないためにも身体の抵抗力はしっかりつけておきたいですね。そこで意識して摂っておくと良い栄養素の一つがビタミンDです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨や歯へカルシウムの沈着(供給)を助けるビタミンとして知られていますが、実は身体の免疫力にも貢献しています。
・身体の中に侵入した細菌やウィルスを食べるマクロファージを活性化
・細菌・ウィルスを殺す作用のあるタンパク質(カテリジン)や、皮膚のバリア機能を高める抗菌ペプチド(β―ディフェンシン)を作らせる
この二つの働きでビタミンDは身体の抵抗力を高めます。
ビタミンDを効率よく摂る食材としては、主に植物由来ではキクラゲや干しシイタケ(干してある方がよりビタミンDが豊富です!)、動物由来ではカツオやベニザケなどの魚介類に沢山含まれます。
また、ビタミンDは日光を浴びることで活性化します。夏は15分、冬は30分ほどが目安とされています。昼間は危険な暑さですので、早朝など少し涼しい時間帯に散歩するのがオススメです。
日々の食事や生活に上手に取り入れて身体の抵抗力を高めましょう。なかなか難しい、もっと手っ取り早く摂りたい、という方は是非、小野山陽堂薬局にご相談下さい!