コラム

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梅雨時期のめまいと立ちくらみ

★なぜ梅雨になるとめまいや立ちくらみが起こるのですか?

梅雨の時期は、低気圧の日が続き、湿度も高くなります。

私たちの体は、自律神経によって血圧や心拍数、体温などを調節していますが、気圧の変化が続くとこの自律神経のバランスが乱れやすくなります。

その結果、

●ふわふわするようなめまい
●立ち上がったときの立ちくらみ
●体のだるさ
●頭痛
●吐き気

などが起こることがあります。

また、梅雨は汗をかいている自覚が少ない一方で、実際には水分が失われていることもあり、軽い脱水が立ちくらみの原因になる場合もあります。


どのような人に起こりやすいですか?

次のような方は特に症状が出やすい傾向があります。

●低血圧の方
●貧血がある方
●睡眠不足の方
●ストレスが多い方
●更年期の方
●乗り物酔いしやすい方
●もともとめまいを起こしやすい方

自宅でできる対策

急に立ち上がらない

朝起きるときや椅子から立つときは、

1.まず座る
2.数秒待つ
3.ゆっくり立つ

という動作を心がけましょう。

水分補給を意識する

湿度が高いと喉の渇きを感じにくくなります。
こまめに水分を摂り、汗をかいたときは電解質も補給しましょう。
ナトリウム(食塩)は控え目に。カリウムを意識して摂るのもオススメです。
ただし、腎臓に不調のある方は医師からのカリウム制限は必ず守ってください。

睡眠をしっかり取る

自律神経を整えるために、毎日なるべく同じ時間に寝起きすることが大切です。
特に質の良い睡眠をとる為にも夜12時までにベッドに入りましょう。
寝る前のスマホやテレビは脳が覚醒するので睡眠の妨げになります。控えましょう。

軽い運動を行う

散歩やストレッチなどの軽い運動は、自律神経の働きを整える助けになります。
ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチがオススメです。
水分は重力に従って脚の方に溜まりがちなので、ふくらはぎの筋肉によって、
心臓に戻る血の流れを促すことも大事です。


室内環境を整える

除湿やエアコンを利用し、蒸し暑さを避けることで体への負担を軽減できます。
過ごす環境の湿度が高いと汗をかきにくかったり、かいた汗が乾きにくくベタベタします。
除湿をして、汗が乾きやすい環境になると、気化熱で涼しく感じやすいです。

薬で対応することはありますか?

症状や原因によって異なりますが、医師の診断のもとで

●めまい改善薬
●吐き気止め
●自律神経の働きを調整する薬

などが使われることがあります。
また、漢方薬による治療法もあります。
漢方薬での治療については、一度ご来店頂き、症状や体質をお伺いした上で、
患者様に合ったお薬と養生法を提案させて頂きます。
お気軽にご相談下さい。

梅雨によるものか、そうでないかに関わらず、自己判断で完結せず、
気になったらまず相談してみて下さい。


すぐ受診したほうがよい症状

次のような場合は、気圧の影響だけではない可能性があります。

●ろれつが回らない
●手足のしびれや脱力がある
●激しい頭痛を伴う
●意識を失った
●胸痛や動悸が強い
●めまいが何時間も続く、繰り返し悪化する

このような場合は早めに医療機関を受診してください。

梅雨時期のめまいや立ちくらみの多くは、自律神経の乱れや水分不足が関係しています。規則正しい生活、水分補給、十分な睡眠を意識することで症状の軽減が期待できます。気になる症状が続く場合は、当薬局でご相談頂ければと思います。状況に応じ、病院の治療が必要な場合は受診もお勧めいたします。